考えないこと1 : 効率的にアウトプットを出すためには
散々考えることが癖になっているといっている私ですが、このタイトル。
実は、考えるというのは非常にエネルギーを使います。
一般に、考えることは美徳とされており、一方で考えないことは悪だと考えられているでしょう。
ただその一般論も良く考えてみると、違う部分も多いというのが現実です。
リソースが無限にある場合、以前の記事でも書きましたがメンタル面でのリソース、そしてなにより時間というリソースに制限が無い場合に関してはこの一般論は成り立ちます。
しかし、これに対してメンタル面も、そして「時間は有限」という一般論が存在しており、これはリソースは無限ではないことを表しています。
従って、リソースが足りなくなるといった状況もあるので考えないことも必要となってきます。
また、ここまで書くと分かると思いますが考えるというのはリソースを消費する行為です。
一方で、考えないというのはリソースを消費しない行為です。
これらから、効率的にアウトプットを上げるために。
いかに考えないように、なおかつ成果を上げるかが必要になります。
そのために考えない環境を自分の周りに構築していくことが効率的に成果を上げることにつながります。
では、この環境はどのように実現すればよいのか。
この答えは、「システム」です。
システム化するというのは考えないことを増やし、消費するリソースを減らすことです。
例えばレジのシステム。バーコードから金額を読み取りお金を算出します。
これによってレジの店員は「商品の金額を記憶する」というリソースを割く必要がなくなる。
このことから、システム化することによってリソースを有効活用できる環境が整います。
システム化するということ、つまり考えないようにするということは効率的にリソースを活用することにつながります。
こういったメリットに加えて、もう一つメリットがあります。
これについてはまた次の記事で。