大人になるってどんなこと
久々すぎる更新で申し訳ないです。
年末ですが。ふと昔考えたことを思い出しました。
「大人になるってどんなこと」と。
子供の頃は自分の感情の思うがままに動いていました。自由気ままに。
勿論そういったことを親や教師など自分の周りの大人に咎められたりするので、完全に自由ではありませんでしたが。
大人になると、そういった自分の感情の思うがままに行動しなくなりますよね。
これは、自分の感情の思うがままに行動することで周りに迷惑をかけてしまうことを知ったから。
この世の中全て自分の思い通りにいくわけがないと知ったからでしょう。
なので、当たりをつけてある程度のところで踏ん切りをつけながら生きていくことを知ったということなのか。
大人になると、酒を飲んだり煙草を吸えたり、お金も持っていろんなものが買えたり。
自由がたくさん手に入ったように見えるかもしれませんが、同時にできないこともたくさん増えています。
周囲から大人を期待されるため、自分の思うがままに行動せず、相手のことを考えて行動するようになる。
内面的には自由度が下がっています。本当はこうしたいと思う自分の気持ちを押し留めて。
と、色々書きましたが何が言いたいのかといいますと。
私は、「大人」というのは子供が殻を覆った姿だと考えています。
周囲とうまくやるため、自分が傷つかないように、他人が傷つかないようにするために殻で守っている姿が大人なのだと思います。
なので、大人も子供も本質的には何も変化していない。ただ上辺だけが積み重なった姿が大人なのかなと思います。
だからこそ、子供と同じようなモノの向き合い方をすれば、子供のように傷つくし、子供のように感情的にもなる。
その感情まで踏み込ませないようにするのが大人なのかなと。
子供のままではいろんなものを傷つけてしまうし、自分も結果的に傷ついてしまうから大人にならねば。
と、昔考えていたことでした。